日焼け止めはいつ塗り直す?メイクの上からの方法と紫外線対策
朝に日焼け止めを塗ったものの、「いつ塗り直せばいいの?」「メイクの上から重ねると崩れそう」と迷うことはありませんか。日焼け止めは、SPFやPAの数字だけで選ぶより、必要な量をむらなく塗り、汗や摩擦で落ちたら補うことが大切です。
環境省は、落ちたと思ったときにすぐ重ねるか、そうでなければ2、3時間おきの塗り直しを勧めています。ただし、製品ごとに耐水性や使用方法が異なるため、容器の説明を優先してください。帽子・日傘・衣服・日陰も組み合わせると、日焼け止めだけに頼らない紫外線対策になります。
日焼け止めはいつ塗り直す?基本のタイミング
環境省の「紫外線環境保健マニュアル2020」では、日焼け止めは皮膚の上に残っていて初めて効果を発揮すると説明されています。手や衣類が触れたり、汗をかいたり、タオルやハンカチで拭いたりすると落ちるため、落ちたと感じたときはすぐに重ねます。特に落ちた感覚がなくても、屋外で過ごす日は2、3時間おきの塗り直しが目安です。
一方、室内中心の日、短時間の買い物、炎天下でのスポーツでは条件が違います。「何時になったら必ず塗る」と固定するより、紫外線に当たる時間と、汗・水・摩擦の有無を見て判断すると続けやすくなります。
| 場面 | 確認すること | 塗り直しの考え方 |
|---|---|---|
| 通勤・買い物 | 屋外にいる時間、マスクや衣類の摩擦 | 外出前に塗り、こすれた部分や次の外出前を確認 |
| 屋外レジャー | 汗、水、タオル使用、日差し | 落ちたらすぐ補い、2、3時間おきも目安にする |
| 室内中心 | 窓際にいる時間、外出予定 | 次の外出前や、触れて落ちた部分を中心に確認 |
| 海・プール | 製品の耐水性表示、施設の案内 | 水から上がった後やタオル使用後に製品説明どおり補う |
塗り直しの前に知りたい、正しい塗り方
外に出る前に、むらなく塗る
塗り直しを頑張っても、最初の量が極端に少なかったり、塗り忘れが多かったりすると、表示どおりの紫外線防止効果は期待しにくくなります。環境省は、顔に使う場合、クリーム状ならパール粒1個分、液状なら1円硬貨1個分を目安に取り、額・鼻・両頬・あごに分けて置いて伸ばし、同じ量をもう一度重ねる方法を示しています。
これは一般的な目安です。製品の容器や公式サイトに使用量が記載されている場合は、そちらを優先しましょう。首、耳、髪の生え際、小鼻の横、フェイスラインは塗り残しやすい部分です。腕や脚は、容器から線を描くようにつけ、手のひらでらせんを描くように均一に伸ばす方法が紹介されています。
SPF・PAは生活場面に合わせる
SPFは主にUV-Bを防ぐ指標、PAはUV-Aを防ぐ指標です。数字やプラスの数が大きい製品を毎回選べばよいわけではありません。環境省は、洗濯物を干す、買い物をするといった日常生活と、炎天下のスポーツ、ハイキング、海水浴などを分け、場面に合わせて選ぶよう案内しています。水に入る場合は耐水性も確認します。
すでに公開している日焼け止めのSPFとPAの違いでは、表示の読み方を詳しくまとめています。数字で迷ったときは、先にこちらを確認してください。
メイクの上から日焼け止めを塗り直す方法

まず汗と皮脂を押さえる
汗や皮脂が多い状態で重ねると、むらやヨレにつながりやすくなります。清潔なティッシュやハンカチで、こすらず軽く押さえます。汗を拭いた部分は日焼け止めも落ちている可能性があるため、その部分を意識して補いましょう。
少量ずつ置いて、押さえるようになじませる
乳液やクリームタイプを使う場合は、一度に広げず、頬・額・鼻周りなどに少量ずつ置きます。指先や清潔なスポンジで押さえるようになじませると、ベースメイクを引きずりにくくなります。強くこする方法は避けましょう。
パウダーやスプレーだけで済ませる場合の注意
手軽な形状は塗り直しに便利ですが、製品によって使用量や使える部位が異なります。スプレーは顔へ直接噴霧しないよう指示されている製品もあります。必ず表示を読み、吸い込まないよう注意してください。パウダーやミストを使う場合も、製品が日焼け止めとしてどのような使用方法を示しているかを確認します。
赤み、腫れ、かゆみ、刺激などが出た場合は使用を中止してください。水ぶくれや強い痛み、通常より著しい日焼けなどがあるときは、環境省も皮膚科受診を案内しています。
日焼け止めだけに頼らない紫外線対策
日焼け止めを塗っていれば、長時間日光を浴びても大丈夫という意味ではありません。環境省は、紫外線の強い時間帯を避ける、日陰を利用する、日傘や帽子を使う、衣服で覆う、サングラスをかける、日焼け止めを使うという6つの対策を示しています。
薄い雲では紫外線が多く通過し、日陰でも散乱光や反射光を浴びます。涼しい日や曇りの日も「暑くないから紫外線は弱い」と決めつけず、気象庁のUVインデックスと外出時間を参考にしましょう。
- 屋外に長くいる時間をできるだけずらす
- 日陰のルートを選ぶ
- つばのある帽子や日傘を使う
- 暑さに配慮しながら、肌を覆える衣服を選ぶ
- UVカット表示のある眼鏡やサングラスを使う
- 露出する部分に日焼け止めを使用する
日焼け止めのタイプをどう選ぶ?
| タイプ | 使いやすい場面 | 確認点 |
|---|---|---|
| 乳液・ジェル | 顔や体に広げたいとき | 使用量、耐水性、落とし方 |
| クリーム | 狙った場所に丁寧に重ねたいとき | メイクとの相性、白浮き、使用感 |
| スティック | 手を汚さず部分的に補いたいとき | 塗りむら、重ねる回数、衛生 |
| スプレー・ミスト | 広い範囲を補助的に使いたいとき | 顔への使用方法、吸入防止、十分な量 |
敏感肌向け、子ども用、紫外線吸収剤無配合などの表示だけで、すべての人に刺激が起きないとは限りません。肌の状態と使用感には個人差があります。初めて使う製品は、説明を読み、狭い範囲から試すと安心です。
日焼け止めを落とすときの注意
環境省は、一日の終わりに日焼け止めを落とすよう案内しています。耐水性の高い製品などでは、専用クレンジングが必要と表示されている場合があります。石けんで落とせる製品も含め、容器に書かれた落とし方に従いましょう。
落とそうとして強くこすると、肌への負担になりやすいものです。クレンジングをなじませ、ぬるま湯で流し、必要に応じて保湿します。残っている気がしても、同じ場所を何度も強くこするのは避けてください。
日焼け止めの塗り直しに関するよくある質問
室内でも塗り直しは必要ですか?
窓際で過ごす時間、外出予定、朝に塗った後の摩擦や汗によって変わります。一律に同じ回数が必要とはいえません。次の外出前や、落ちたと感じた部分を確認しましょう。
曇りの日は塗らなくてもいいですか?
環境省は、薄い雲ではUV-Bの80から90%が透過するとしています。天気だけで不要と決めず、UVインデックスと活動時間を確認してください。
SPF50なら塗り直さなくていいですか?
いいえ。SPFの数値が高くても、汗や衣類、タオルの摩擦で落ちます。製品説明を優先し、落ちた部分を補うことが大切です。
去年開封した製品を使えますか?
製品ごとの使用期限や保管条件を確認してください。におい、色、分離などに変化がある場合は使用を避け、メーカーへ確認しましょう。この記事では個別製品の使用可否は判断できません。
塗り直しが続かないときの工夫
生活の区切りと結びつける
時計だけを頼りにすると、忙しい日は忘れやすくなります。「昼休みに外へ出る前」「犬の散歩へ行く前」「車を降りる前」など、毎日の行動と結びつけると習慣にしやすくなります。屋外に出ない時間まで機械的に塗る必要はありません。次に紫外線を浴びる場面を考えて準備しましょう。
持ち歩く製品を一つに絞る
朝用、体用、塗り直し用と増やしすぎると、どれを持てばよいか迷います。家で使う物と携帯する物を分け、ポーチに収まるサイズを一つ決めると管理しやすくなります。小さい容器へ自己流で詰め替えると、容器との相性や衛生、表示が分からなくなるため、携帯用として販売されている物を選ぶ方法があります。
鏡がなくても確認できる部分から補う
顔全体をきれいに直す時間がなくても、手の甲、腕、首の後ろなど、露出していて触れやすい部分を補うことはできます。顔は鏡のある場所で、こすらず少量ずつ重ねます。「完璧にできないから何もしない」ではなく、落ちやすい部分を優先しましょう。
よくある失敗と見直し方
朝に一度塗って終わりにする
汗や摩擦がなければ朝の状態がそのまま残る、とは限りません。顔を触る、マスクを着け外す、髪がこすれる、汗を拭くなど、日常の動作でも少しずつ落ちます。外出が続く日は、昼のタイミングで状態を確認してください。
少量を薄く伸ばしすぎる
白浮きやべたつきを避けようとして量を減らすと、塗りむらができやすくなります。一度に厚く塗るのではなく、数か所に分け、二回に分けて重ねる方法なら均一にしやすくなります。製品の説明に推奨量がある場合は、その量を基準にしてください。
SPFの高さだけで選ぶ
毎日の短時間の外出と、炎天下で長時間過ごす日では必要な条件が違います。高い数値だけでなく、PA、耐水性、顔用・体用、落とし方、使用感まで確認しましょう。塗り直しやすく、必要量を使えることも大切な選択基準です。
肌が荒れても同じ製品を使い続ける
日焼け止めを塗った後に赤み、かゆみ、腫れ、刺激が出た場合は使用を中止します。原因は成分だけでなく、日焼け、汗、摩擦、他の化粧品との組み合わせなど複数考えられ、記事だけでは判断できません。症状が強い、繰り返す、範囲が広がる場合は皮膚科へ相談してください。
朝から夜までの簡単チェックリスト
- 朝:外出予定と天気、UVインデックスを確認する
- 朝:顔、首、耳、手の甲など露出部分へむらなく塗る
- 外出前:帽子、日傘、衣服など他の対策も用意する
- 昼:汗、皮脂、マスクや衣類で落ちた部分を見る
- 屋外活動中:落ちたらすぐ、そうでなければ2、3時間おきを目安に補う
- 帰宅後:製品表示に合う方法でやさしく落とす
- 夜:赤みや刺激がないか肌の状態を確認する
この順番は一般的な例です。製品ごとの使用方法、肌の状態、活動内容を優先してください。無理に回数を増やして肌を何度もこするより、正しい量を塗り、落ちた場面でやさしく補うことが大切です。
季節や過ごし方に合わせた塗り直し
春・夏の屋外レジャー
散歩、旅行、屋外イベントなど、日差しを受ける時間が長い日は、出発前にむらなく塗り、携帯用の日焼け止めも準備します。汗を拭いた後や、水に入った後は表示された耐水性だけを頼りにせず、肌の状態を見て補いましょう。首の後ろ、耳、足の甲、サンダルの境目は忘れやすい部分です。
秋・冬の日常生活
気温が低い日でも紫外線がなくなるわけではありません。ただし、真夏と同じ製品や回数が全員に必要とは限りません。外にいる時間、窓際で過ごす時間、肌の乾燥状態を考え、保湿とのバランスも見ながら選びます。乾燥している肌へ何度も強くこすり込まないよう注意してください。
旅行や出張の日
移動が多い日は、塗り直す場所と時間を先に決めておくと安心です。液漏れを防げる袋、鏡、ティッシュなどを一緒にポーチへ入れます。飛行機へ持ち込む場合は、利用する航空会社や空港の液体物ルールも出発前に確認しましょう。
毎日続けやすい日焼け止めを選ぼう
日焼け止めの塗り直しは、屋外で過ごすなら2、3時間おきが一つの目安です。汗をかいた、タオルで拭いた、衣類やマスクでこすれたときは、時間を待たずに補いましょう。数字の高さだけで決めず、生活場面、耐水性、塗りやすさ、落とし方まで確認するのがポイントです。
日焼け止めは、日傘・帽子・衣服・日陰と組み合わせて使うものです。無理なく塗り直せる形状を選び、容器の説明どおりに使ってください。
Beauty of Joseonの日焼け止めを比較する
韓国コスメの日焼け止めを探している方は、商品名・販売元・容量・使用方法を販売ページで確認してから選びましょう。並行輸入品と国内流通品では表示が異なる場合があります。
参考にした情報
- 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」
https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf(確認日:2026年9月11日) - bymonaka「日焼け止めのSPFとPAの違い」
https://www.bymonaka.com/spf-pa-difference/(確認日:2026年9月11日)
